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Appleは、2019年10月29日に新型の完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」を発表しました。
ですが、「今回発表された AirPods Pro は、AirPods と比べて何が変わったのか分からない!」という方も多いと思います。
なので、この記事では「AirPods Pro」と「AirPods」の違いを比較し、それぞれの特徴について説明します。
「AirPods Pro」と「AirPods」のどちらを買おうか迷っている方は、この記事を読んで自分にピッタリな AirPods を選びましょう!
目次
「AirPods Pro」と「AirPods」のデザイン
「AirPods Pro」と「AirPods」の最大の違いは本体のデザインです。
デザイン面での大きな変更点は、
- 軸が短くスッキリしたデザインへの変更
- 耳に引っ掛けるタイプからカナル型への変更
の2つとなっています。
それぞれの変更点を詳しく見ていきましょう。
軸が短くスッキリしたデザインに
「AirPods」のデザインは、『うどんを耳からぶら下げている!』と言われるほど評判が良くありませんでしたが、今回発表された「AirPods Pro」は改善されています。
「AirPods Pro」は軸が短くなっているので、耳に装着した際も違和感がなく、スッキリしたデザインになっています。
誰でもピッタリなサイズで使えるカナル型に
「AirPods」は耳に引っ掛けるタイプでしたが、「AirPods Pro」は耳に挿入するタイプのカナル型になっています。
SONYなどのイヤホンと同様に、サイズの異なる3つの柔いシリコンイヤーチップが付属しているので、誰でもピッタリなサイズで使えます。
さらに、カナル型は耳の奥に入れ込むので、遮音性が高く、クリアでダイナミックな音を楽しめます。
「AirPods Pro」と「AirPods」の機能
「AirPods Pro」は、デザインにだけでなく、機能面も大きく進化しています。
「AirPods Pro」が「AirPods」に比べ、機能面で進化した点は、
- アクティブノイズキャンセリング機能を搭載
- 感圧センサーを搭載
- 耐汗・耐水仕様に
の3つ。特にアクティブノイズキャンセリング機能が今回の目玉機能です。
それぞれの変更点を順番に見ていきましょう。
アクティブノイズキャンセリング機能を搭載
「AirPods Pro」は、新機能としてアクティブノイズキャンセリング機能を新たに搭載しました。
アクティブノイズキャンセリングは、外側と内側の両方に向いた2つのマイクロフォンを利用することで、耳に届く前にノイズを除去する機能です。
電車の中などのうるさい環境でも、音楽などに集中することができます。
なお、外部音取り込みモードが搭載されているので、軸の部分をタップして外部音取り込みモードに切り替えることで、電車アナウンスを聞いたりすることも可能です。
感圧センサーを新たに搭載
「AirPods Pro」の軸の部分には、コントロール機能を大幅に強化した感圧センサーを新たに搭載しています。
「AirPods Pro」では、
- 感圧センサーをワンタップすると曲の再生/一時停止/電話の応答
- 感圧センサーをダブルタップすると次の曲にスキップ
- 感圧センサーをトリプルタップすると前の曲にスキップ
ができ、操作回数に応じたコントロールが可能です。
「AirPods」よりもストレスなくコントロールすることができます。
耐汗・耐水仕様に!汗や雨を気にせず使える
「AirPods Pro」は耐汗・耐水にも対応しました。
これにより、汗や雨を気にせず激しい運動時でも使用できます。
なお、「AirPods Pro」の耐水性能はIPX4となっており、短距離かつ全方向から10分間水をかけても影響がない程度の防水性能となっています。
そのため、ワークアウト中の汗や雨には耐えられますが、完全に水の中につけてしまった場合は故障してしまいます。
もちろん、水没は保証の対象外ですので、ある程度は注意が必要です。
「AirPods Pro」と「AirPods」の音質
「AirPods Pro」は「AirPods」と比較して、音質も向上しています。
カナル型に変更されたことにより、クリアでダイナミックな音が楽しめるようになったのはもちろんですが、その他にも改善が施されています。
音質向上のために搭載されている機能や部品の説明
名称 | 機能説明 |
---|---|
アダプティブイコライゼーション | 音楽の低音域部分と中音域部分をリスナーの耳の形に合わせて自動的に調整し、没入感のあるサウンドに。 |
ハイダイナミックレンジアンプ | クリアなサウンドを生み出し、音質を最適化。 |
高偏位ドライバ | 周囲のノイズを除去するよう設計された専用ドライバ。20Hzまでの低音と正確な中高音域オーディオを安定的に再生可能。 |
「AirPods Pro」と「AirPods」の比較
名称 | AirPods Pro | AirPods 2 |
---|---|---|
アクティブノイズキャンセリング | ○ | X |
アダプティブイコライゼーション | ○ | X |
ハイダイナミックレンジアンプ | ○ | X |
「AirPods Pro」と「AirPods」の電池持ち・充電方法
電池持ち
「AirPods Pro」のバッテリー駆動時間は「AirPods」と同じ最大5時間となっています。
ただし、「AirPods Pro」でアクティブノイズキャンセリングモードを使用した場合のバッテリー駆動時間は、最大4.5時間となります。
付属のワイヤレス充電ケースを使用した場合のバッテリー駆動時間は、「AirPods Pro」も「AirPods」と同じ24時間以上です。
項目 | AirPods Pro | AirPods 2 | |
---|---|---|---|
連続再生時間 | 最大5時間 ※ノイズキャンセリング時: 最大4.5時間 | 最大5時間 | |
連続通話 | 最大3.5時間 | ||
充電ケース | 再生時間 | 24時間以上 | |
連続通話 | 18時間以上 |
充電方法
「AirPods Pro」と「AirPods」の充電方法に変更はありません。
今まで通り、本体を充電ケースに収納して充電する方式です。
なお、充電時間に関しては、「AirPods Pro」と「AirPods」で表現方法が異なっているため、比較することができません。
項目 | AirPods Pro | AirPods 2 |
---|---|---|
充電時間 | 5分間の充電で約1時間の再生または連続通話 | 15分間の充電で最大3時間の再生 または最大2時間の連続通話 |
「AirPods Pro」と「AirPods」の付属品の違い
「AirPods Pro」と「AirPods」は、充電ケーブルなどの付属品にも違いがあります。
あまり気にしないという方も多いですが、表にまとめたので違いをすぐに確認できます。
購入をする前に一度は確認しておきましょう。
付属品 | AirPods Pro | AirPods 2 | |
---|---|---|---|
Wireless Charging Case | ◯ | ◯ | |
シリコン製イヤーチップ | ◯ | – | |
充電ケーブル | Lightning – USB-C ケーブル | ◯ | – |
Lightning – USB-A ケーブル | – | ◯ |
「AirPods Pro」と「AirPods」の価格の違い
ラインナップの違い
「AirPods」は、ワイヤレス充電ケースセットと充電ケースセットの2種類から選ぶことができました。
しかし、「AirPods Pro」はワイヤレス充電ケースセットのみとなっています。
定価の違い
価格(定価)は下の表の通りです。
実際の販売価格は表の下に掲載している商品ページでご確認ください。
商品名称 | 価格(定価) |
---|---|
AirPods(充電ケースセット) | 19,580円 |
AirPods(ワイヤレス充電ケースセット) | 25,080円 |
AirPods Pro(ワイヤレス充電ケースセット) | 30,580円 |
商品ページ
source,image:Apple Inc.