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NTTドコモは、2019年4月15日に開催された発表会で、新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」を発表しました。
NTTドコモは、新料金プランの「ギガホ」「ギガライト」に切り替えることで、最大4割の値下げになるとしています。
しかし、「本当にギガホとギガライトはお得なのか?」と思っている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、「ギガホ」と「ギガライト」の特徴と料金プランの内容を説明し、メリット・デメリットを割引制度や注意点とともに解説していきます。
目次
「ギガホ」と「ギガライト」の特徴
「ギガホ」と「ギガライト」は、音声通話とデータプランの基本料金がセットになった形の料金プラン。
端末代金と通信料金を切り離した設計になっており、いわゆる分離プランです。
なので、通信料金は割安になっていますが、端末購入に関するサポート(割引)は縮小されています。
「ギガホ」の料金プラン
「ギガホ」の概要
「ギガホ」は月間30GBまで使える定額制料金プラン。
月額は6980円で、2019年9月30日までにプラン変更すると「ギガホ割」として6か月間1000円引きの割引を受けられます。
また、この他にも「みんなドコモ割」「ドコモ光セット割」などの割引を適用することも可能です。
「ギガホ」の通信速度制限
「ギガホ」では月間30GBまで使用でき、月間30GB以上使用すると速度制限がかかります。
今までは、速度制限がかかってしまうと最大128kbpsに制限されていましたが、「ギガホ」では速度制限がかかっても最大1Mbpsで通信することが可能です。
大幅に速度制限が緩和されたことで、速度制限後もある程度は使えるといった形になりました。
「ギガライト」の料金プラン
「ギガライト」の概要
「ギガライト」は、毎月のデータ通信量によって利用料金が変動するタイプの料金プラン。
月間データ通信量に応じて2980円から5980円の間で利用料金が変動します。
- 1GBまでは2980円
- 1GB〜3GBは3980円
- 3GB〜5GBは4980円
- 5GB〜7GBは5980円
なお、一定の条件を満たせば「ギガライト」へ変更することで毎月1000円の割引を12か月にわたって受けられます。
その他にも、「はじめてスマホ割」や「みんなドコモ割」といった割引制度も適用可能です。
「ギガライト」の通信速度制限
「ギガライト」では、月間7GB以上データ通信を行うと送受信の通信速度が最大128kbpsに制限されます。
「ギガホ」のように最大1Mbpsで通信することができるわけではないので注意が必要です。
「ギガホ」と「ギガライト」で適用可能な割引制度
みんなドコモ割
「みんなドコモ割」は、家族がドコモで契約していた場合に、契約している回線の数に応じて割引が受けられる制度。
- 2回線 がドコモで契約している場合は500円引き
- 3回線がドコモで契約している場合は1000円引き
となっています。
なお、旧料金プランで契約している回線についても1回線分として数えることになっているので、家族全員が「ギガホ」や「ギガライト」で契約しなくても「みんなドコモ割」の恩恵を受けることが可能です。
ドコモ光セット割
「ドコモ光」を契約している場合、「ギガホ」や「ギガライト」の月額料金が割引される制度です。
- 「ギガホ」を契約している場合は、月額1000円引き
- 「ギガライト」を契約している場合は、利用データ量に応じて0円から1000円引き
の割引を受けられます。
「ギガホ」と「ギガライト」の注意点
「かけ放題」がついていない
「ギガホ」と「ギガライト」の音声通話の料金
「ギガホ」と「ギガライト」では、家族間の国内通話のみが無料となっています。
それ以外は30秒あたり20円の通話料が必要です。
オプションサービス「かけ放題」の料金
「ギガホ」と「ギガライト」では、かけ放題はオプションサービスとして用意されています。
5分以内の通話が無料になる「5分通話無料オプション」が月額700円、国内通話が完全無料の「かけ放題オプション」が月額1700円です。
「docomo with」は対象外
特定の機種の購入を条件で割引する「docomo with」が、「ギガホ」と「ギガライト」では利用できません。
端末代金と通信料金を切り離した分離型プランなので、この点は仕方がないでしょう。
「月々サポート」「端末購入サポート」は対象外
上記の「docomo with」と同様に「月々サポート」や「端末購入サポート」も対象外です。
購入を検討している端末によって、どのプランが有利になるかは大きく変わってしまうので、契約時には「ギガホ」「ギガライト」とあわせて旧プランの料金も検討するようにしましょう。
2年縛り
「ギガホ」や「ギガライト」は2年契約を前提としています。
契約から2年後の更新期間以外の期間で解約をすると9500円の解約金が発生してしまうので、注意が必要です。
なお、2年縛りが無い形で「ギガホ」や「ギガライト」を契約することもできますが、利用料金が大幅に高くなってしまうので現実的ではありません。